Interview vol.2
インタビュー
大根田 静穂
ONEDA SHIZUHO
所属:ケアコミュニティ みちふの森
サービス管理責任者
障害福祉の仕事を選んだきっかけは?
もともと別の仕事をしていた時に、障害のある方と一緒に働く機会がありました。その経験で、障害のある方との接し方や支援、コミュニケーションの取り方について、もっと学びたいと感じました。そこから、資格を取得し、この分野に踏み込むことを決めました。
現在の仕事の具体的な内容を教えてください。
サービス管理責任者として、利用者さんの個別支援計画を作成しています。利用者さん一人ひとりのニーズを理解し、家族の意見も取り入れながら、最適な支援方法を考えています。日中活動のサポートや生活介助も重要な仕事です。
18年間の仕事で、最も印象に残っている出来事は?
ある大きな失敗を経験しました。利用者さんに怪我をさせてしまった時のことです。その経験から、リスクマネジメントの重要性を深く学び、現在はリスクマネジメント委員会で活動しています。失敗を通じて、より良い支援の在り方を考えるようになりました。
仕事のやりがいは何ですか?
利用者さんの小さな変化を感じられることです。言葉で表現できない方も多いので、表情やジェスチャーから、その日の調子や気持ちを読み取ることができます。眼差しにエネルギーを感じたりとか「今日ちょっといい表情してるな」って思ったり、「今日は楽しそうだな」「元気そうだな」と感じられた時が、最も嬉しい瞬間です。
影響を受けた人や言葉などはありますか?
影響を受けた人は、みうらじゅんさんですね。みうらじゅんさんは、濁点って良くないって話をしているんですけど、例えば「ゴキブリ」の濁点を取ると「コキフリ」になってちょっとかわいいじゃないですか。それと、「ダメ出し」も「タメたし」になって、相手にダメだっていうのではなく、ためになることを足してあげるんだよって言っていたのですが、そういった感性とかはすごいな〜って思いますし、共感しますね。
福祉の仕事を目指す人へのメッセージは?
福祉の仕事は、人との繋がりが自分に返ってくる仕事です。確かに大変なこともありますが、自分の人間力を磨くことができます。プラスになることもたくさんあるので、ぜひ一度、飛び込んでみてください。きっと自分の成長につながる経験ができるはずです。それから、仕事ではなくても、障害を持っている人に限らず、人に優しく親切にするという事を常識として捉えられるようになるはずです。電車の中や町中で困った人を見かけたら手を差し伸べる事を当たり前にできる様な社会になったら良いなと思っています。ぜひそんな人に優しくできる様な人になって欲しいです。
