greeting
園長挨拶
多摩療護園は、「身体障害者療護施設」の全国第一号として1972年に開設し、現在は制度変更により「障害者支援施設」と位置づけられています。そして『当事者主体』の考えを大切にしながら障害のある方の「尊厳」を守り「権利」を保障する生活施設として、約半世紀を歩んでまいりました。
この間、当園に入所された方たち20名が地域生活へ移行しましたが、利用者のニーズが生活と同等に医療へ重きが置かれつつあり、今まさに転換期を迎えております。当園が所属する全国身体障害者施設協議会の中心的理念である「もっとも援助を必要とする最後の一人の尊重」を継続して実践していくと同時に、多様性を見据えた柔軟な支援体制を構築していきたいと考えています。
呼吸し循環する生き生きとした施設をめざして、職員一同力を合わせ、今後も歩みを止めることなく地域とともに人々の幸せを追求してまいります。
多摩療護園 園長 岩谷健治Philosophy
施設理念
私たちは、障害者権利条約を規範とした、差別のない一人ひとりに優しい社会を目指します。
私たちは、人権を尊重し、虐待を許さず、障害者の立場に配慮した権利擁護活動に取り組みます。
私たちは、地域福祉の充実を図るため、拠点施設としての社会的役割と責任を果たします。
私たちは、施設利用者の自治権を支持し、全ての利用者の健康保持と生活づくり、人生設計に協力します。
report
園長レポート
2022年02月08日 当事者主体をめぐる施設の50年
2016年03月16日 前園長レポート「わたしたちはどこへ」
2019年06月14日 [地域福祉フォーラム]ささやかでも公益活動は施設から地域への恩返し(2386KB)
2019年06月03日 重度障害を抱える子と親にとっての8050問題(971KB)
2017年09月12日 多摩療護園の紹介(51KB)
2017年09月12日 苦情解決と虐待の問題への展望(問題提起)(781KB)