Life Department
生活部について
施設入所
利用者の個別の直接介助を行う部署で、園の基本的役割を担います。生活部には利用者のADL(日常生活動作)介助、およびQOL(生活の質と生きがい)に重点を置いた個別支援の役割を担う介助班、利用者の医療的側面でのサポートを行う看護班が所属しています。
住まいの環境
多摩療護園では全室個室で、居住者それぞれの身体状況に合わせた設備で生活しています。居室は個々の障害、生活スタイルなどを考えフローリング+ベッドタイプや畳タイプの居室などもあります。
食事の環境
当園では、経管栄養、ミキサー食、ソフト食、極きざみ食、きざみ食、普通食等の食形態の食事を提供しています。 また、食事内容についても医療的、嗜好に合わせた変更があるため、提供している食事の種類は利用者の人数に匹敵するくらいといっても過言ではありません。
そういった状況の中ではありますが“安全でおいしいものを提供する”というポリシーの下、昆布や鰹節、煮干に豚骨などだしにこだわり、おいしく食べてもらえる薄味を目指しています。
他にも特徴的な食事として“ソフト食”を実施しており、これはミキサー食とは違い、それぞれの食材の味が分かるように、柔らかく食べ易く加工したものです。
入浴の環境
日中活動
1日の過ごし方
1日の生活を充実させるために、色々な時間を作っています。例えば、午前中はマット運動(リハビリ)や仕事、TVゲーム、ビデオの上映、スポーツレク(ボッチャ、ゴロ卓球、風船バレー)、クラブ活動(音楽、和太鼓、美術、写真、囲碁・将棋)など。午後は食堂でお茶会を開いて好みのお茶やお茶菓子の提供の時間など。週末は喫茶やスヌーズレンルームでのアロマなどがあります。
その他、各イベントを企画しています。定期的に行なっている四季の外出では近隣のショッピングモールに買い物に行ったり、富士山まで外出に行っています。季節のイベントとして春はお花見、夏は花火大会、秋は木の実祭り、冬は餅つき大会など様々な企画をしています。
一年に数回、一泊旅行や日帰り旅行も開催しています。
※2022年新型コロナウィルス流行後のイベントは残念ながら開催されておりません。
短期入所(ショートステイ)
在宅障害者支援のため、短期の入所枠を3部屋設けています。対象は『 身体障害者手帳 』をお持ちの18歳以上65歳未満の方で、『 障害福祉サービス受給者証 』に短期入所の支給決定がなされている都内在住の方となります。 (利用申込み期間は利用希望月の3ヶ月前の1日~10日となります。)
部屋の様子
多様な障害や生活スタイルに対応するため、畳部屋やフローリング部屋等、一人ひとりの身体に合った居室のレイアウトを行っています。 また、利用者のプライバシーを尊重し、より良く充実した生活が送れるように洗面台・トイレを完備した全室個室となっております。